本日で2024年令和6年の業務を終了いたしました。保護者・地域の皆様にはあたたかいご支援ご協力いただきありがとうございました。
2024年を振り返りますと、元日に能登半島の地震、翌日は羽田空港で旅客機と海上保安庁の飛行機が衝突するなど、一体今年はどんな年になるのか不安に思った年明けでした。
私が今年を振り返って特に感じたことは、SNSの力とその恐ろしさです。東京都知事選挙や兵庫県知事選挙ではSNSをうまく活用した候補が票をを伸ばし、SNSが今までのテレビや新聞などのメディアを脅かす存在になってきました。リアルタイムで発信された情報は短時間で拡散され、それによって人々の行動が変化してしまいました。しかし、その情報の信頼性については玉石混交。正しい情報は一体何なのかと考えさられることが多かった一年でした。
また、間違った正義感によりSNS上で人をたたくということも多く見られました。自分にとって都合のいい情報だけ取り入れてる人は、その情報だけが正しいと思ってしまい、柔軟な考え方ができなくなってしまうんでしょう。そして自分と違う意見を言う人がいれば、受け入れられなくなりたたいてしまうのだと思います。だからこそ、今私たちに必要なのは広い視野と心を持ち、他者を受け入れる「寛容さ」ではないでしょうか。これから社会に出て活躍してくれる子どもたちには是非とも「寛容さ」を持って欲しいと思います。
ではみなさん良いお年をお迎えください。
玄関にはきれいなお花
穏やかな一年になりますように